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【静岡県川根本町】再生した「接岨峡温泉会館」の延べ宿泊数が1000人を突破!海外の利用割合は23%に

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静岡県川根本町の秘境・接岨峡にある「接岨峡温泉会館」は、東京都台東区の「SOZONEXT」による運営管理、静岡県島田市の「西東」による施設管理のもと、宿泊提供を開始した。日本全国からの宿泊・訪日観光客の獲得に取り組んでいる。

休業した地域のシンボル的温泉を再生する取り組み

「接岨峡温泉〈せっその湯〉」は、自然豊かな大井川上流域に湧く、全国的にも希少なナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉だ。「若返りの湯」として知られ、長年にわたり地元住民や県内各地の人々に、日帰り温泉として親しまれてきた。

しかし、コロナ禍の影響や、地域の高齢化、利用者数の減少、施設の老朽化など複合的な課題が重なり、2021年に惜しまれつつ一時休館を迎えた。

1980年代から続く温泉施設を満喫できる特別な体験

しかし、接岨峡温泉は地域にとって大切なシンボルであり、観光資源としての価値も高い場所であるとして、「もう一度、この温泉を復活させたい」という地域の強い思いを受け、再生に向けたプロジェクトが動き始めた。

最大12名まで宿泊可能な特別な宿泊体験

この取り組みは、これまで日帰り利用が中心だった温泉に“宿泊”という新たな価値を加えることで、地域観光の課題であった宿泊拠点不足の解消や、滞在型観光の促進を目指すもの。

「SOZONEXT」と「西東」、川根本町がそれぞれの強みを持ち寄り、「接岨峡温泉×宿泊」を軸とした「地域観光の新モデル」創出プロジェクトがスタートした。

宿泊実績1,000人を達成

「接岨峡温泉会館」は、2022年8月〜2025年12月の宿泊運営で、延べ宿泊人数が1,000人を突破。



訪日外国人の利用割合は23%に達し、国内外からの関心が高まっている。静岡県外からの宿泊者が92%を占め、全国規模で選ばれる宿泊拠点へと成長している点も特徴だ。


また、利用者の65%が20〜40代で、若い世代の旅の目的地として支持を獲得している。10代以下の利用率が17%に達し、家族旅行の受け皿としての役割も拡大。

宿泊と近隣観光を組み合わせた利用が増え、地域全体の回遊性も向上している。訪日客の23%という高い利用率も追い風となり、「接岨峡温泉会館」は日本文化や歴史を感じられる拠点として、地域活性化を牽引する存在へと進化しているという。

大井川鐵道の全面開通をさらなる追い風に

写真左から静岡県川根本町のデジタル推進課 課長・服部了士氏と、観光交流課 課長・神谷毅氏

静岡県川根本町のデジタル推進課 課長・服部了士氏と、観光交流課 課長・神谷毅氏は、「接岨峡温泉会館」再生の取り組みについて「地域の方々はもちろん、川根本町を訪れるすべての方に楽しんでいただける町を目指したい」と、コメントしている。

奥大井湖上駅

日本唯一のアプト式列車

川根本町には、接岨峡温泉をはじめ、奥大井湖上駅やアプト式鉄道など、全国的にも希少な観光資源が揃う。

日本百名山の光岳(てかりだけ)

町全体が南アルプスユネスコエコパークに認定されていることも大きな強みだ。今後は、新たな取り組みを加速させながら、2028年に予定されている大井川鐵道の全面開通を追い風に、より多くの人が楽しめるまちづくりを進めていくという。

「地域の価値を未来につなぐ宿泊運営」の実践そのものだという「接岨峡温泉会館」の再生。歴史ある温泉に宿泊という新たな機能が加わった温泉体験をしてみては。

■接岨峡温泉会館
住所:静岡県榛原郡川根本町梅地175-2
温泉営業時間:3月~11月 10:00~20:00(最終受付19:30)/12月~2月 10:00~17:00(最終受付16:30)
食堂営業時間:11:00~14:00
休館日:木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、定期点検日
公式HP:https://www.sessokyoonsen.com

(淺野 陽介)

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